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①旧車用のエンジンオイル添加剤を作る意味は?

旧車エンジンを守るため

旧車のエンジンを守る為には、それにあったエンジンオイルを使う事が重要だが、残念ながら市販されているエンジンオイルは旧車の事を考えて
作られてはいない。30年以上経ったクルマに必要なオイル性能など誰も真剣に考えてはいないし、ましてやそんなオイルを誰も作ってはくれない。
エンジンに必要とされる最低限のオイル性能はAPI規格※に反映されているが、そこに旧車が求める性能が全て反映されているわけではない。

だから、 API規格油に旧車用のオイル性能を追加して(添加して)、旧車エンジンを守る。

これが “旧車用エンジンオイル添加剤”を作る意味だ。

※API規格・・・米国石油製造協会のエンジンオイル規格。現在は日米自動車工業会の要求から規格が制定されている。

自動車メーカーはAPI規格油の使用を条件にクルマを保証している。言い換えれば、保証期間外の旧車に使うオイルに関心は無い。

永年乗り続ける旧車には、それに合ったエンジンオイル性能を付与するべきだ。 自分の旧車を守る為に。

②旧車のエンジン特性を考えろ

旧車エンジンがオイルに求めるものを

現代のクルマと旧車ではエンジン設計が違う。その特性によってエンジンオイルに求められる性能も異なる。何となく・・・ではなく、様々な旧車のエンジン特性を一つずつ考えて、求められるオイル性能を明確にしていった。ここに挙げている例はその一部だ。

旧車はエンジンオイルに何を求めているのか。

それを把握せずに、旧車用のオイル添加剤は作れない。




【旧車の特性例:材料適合性】
軸受け部材やゴム部材は、オイルとの相性がある。旧車によっては、腐食摩耗や油漏れ等の不具合が生じるおそれがあるが、現在のAPI規格でこれらはカバーされている。

【旧車の特性例:エンジン高温部】
90年代以前のターボチャージャーは冷却が不十分で、オイルスラッジが出来易いものが多く、蒸発抑制と耐劣化性に優れたオイルが求められる。

【旧車の特性例:キャブレター】

80年代初頭まで主流だったキャブレター車は始動性に課題がある場合が多い。
その為、オイル劣化による低温下での粘度増加を、
より抑制したい。

【旧車の特性例:古い摺動設計】
古い設計や低い加工精度は、摺動部品の摩耗を促進させる為、オイルの耐摩耗性はできるだけ強化すべき重要な性能だ。

③旧車エンジンの弱点をカバーする

材料適合性 耐スラッジ性 耐摩耗(極圧)性

旧車エンジン特性から見えてきた弱点を技術的に紐解いて、旧車に必要なオイル性能とは何かを整理した。
旧車はそれらが発売された当時、いくつかのトラブルを抱えてきた。そしてそれらはAPI規格に反映され改善してきたが、旧車の弱点を全て解消しきれてはいない。材料適合性はオイル規格でカバーされているが、耐スラッジ性と耐摩耗性は旧車の永い使用時間を考えれば強化すべき項目で、特に極圧性能は古い設計をカバーする為に最も求められるオイル性能だ。

そして、これらの旧車エンジンの弱点をカバーする為に作ったのが、旧車用エンジンオイル添加剤である。

それは、只、旧車エンジンを守る為に作られた。
旧車の持てる力を全て出しきれるように。

④コラボレーション(共同開発)の必然性

旧車を知り尽くした人にしか分からない事がある。

エンジンとオイルを熟知した人にしか分からない事がある。

2つの知見が融合することでしか生み出せないものがある。

Nostalgic Hero、ハチマルヒーローを刊行する芸文社と、エンジンオイル添加剤を開発するエイスインターナショナルが、旧車にふさわしいエンジンオイルとは何かを考え尽くして生まれたのが・・・

旧車用エンジンオイル添加剤  「全開 - Full Throttle -」

“旧車を愛する心 × 技術に基づく商品コンセプト”、これらが共鳴する事でこの商品が生まれた。

これが必然である。

そう、貴方と愛車(旧車)は持てる力を全て出せているだろうか?